走って 転んで 寝そべって… in ブータン

2018年1月からブータンに青年海外協力隊( 障害児・者支援)としていきます。子供たちが海外のことを興味持つきっかけになったらいいな。あとは、支えてくれた方へ感謝と報告。自分がここで感じたこと考えたことなど。

「カルマ」のお話

初めて10人のJICAボランティアの先輩を送り出しました。




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初めて来て歓迎会開いてもらった時に、
「日本人同士だし、、、私、先輩の送別会は行かない」
って、友達に薄情な宣言してました。。。


でも今では、自分の半年が
いろんな気持ち味わって、濃かったからこそ
この生活を2年送って帰る先輩たち本当に尊敬しているし、

身寄りも頼れる人もいない一人ぼっちの時に支えてくれた人たちに
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。



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先週から卒業モードで、
最後のプレゼン(まるで卒論発表会、2年間の集大成)聞いたり、
送別会したり、色紙作ったりしています。

同じ時間過ごしたとは思えないくらい
10人それぞれの2年間があったんだなぁって。
 いいとか悪いとか、濃いとか薄いとかではなく、
 それぞれがいろんなことを得て、気付いて
 変わって、変わらなくても、日本に帰って行きます。


衣食住と考えとかまで現地の生活にどっぷり味わおうとした人、
愛されるキャラで生き抜いた人、
仕事とミッションをひたすら真面目にした人、
日本のままの自分でブータン生活謳歌した人、
ミッションはさておきブータンで大切なこと見つけて過ごした人、
ひどい目にあっても笑い飛ばして過ごした人、
初めは合わなくても最後には今までで一番居心地の良かった2年って言ってる人

いろんな先輩がいました。



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わかったことは、成長はするけど根本的なところはなかなか変わらない。
来ているボランティアも、ブータン人も。これもいわゆる「カルマ」なのかな。

たくさん学びました。


周りを頼ること
同僚は必ず助けてくれる、大事にすること
周りに甘えること
周りに頼ること
たくさん話をすること
友達を作ること
活動が楽しくないのではない自分が楽しくしていないだけ
ときどきこまめに思いを伝えること
会議とかプジャには参加すること
同じように生活すること
壁を作っているのは自分ということ
ほとんどのことは変えたくても変わらないということ
たったの2年
ボーッと過ごすことなかれ
先を見通して過ごすこと
現地語のゾンカをしゃべること
ここでずっと過ごす覚悟で過ごすこと
みんな見ていると言うこと


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一つ一つが当たり前のこと、って知ってはいるけど忘れちゃうし、まだ私には足りない部分だから。

私も2年で学べるかな。



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2年間の報告会で出た言葉、
「これはカルマだからねー」
ブータンの人たちいろいろ済ませてしまうらしい。

輪廻転生とか変えられない運命とか。
そんな意味があるらしい。

変えられるだろう私たちの行動とかも、
「カルマだからしかたないね」って言っちゃうらしい。

私はまだ実際に「カルマ」のお話聞いたことない。

聞けるのかな、2年の間に私も。