走って 転んで 寝そべって… in ブータン

2018年1月からブータンに青年海外協力隊( 障害児・者支援)としていきます。子供たちが海外のことを興味持つきっかけになったらいいな。あとは、支えてくれた方へ感謝と報告。自分がここで感じたこと考えたことなど。

本気度とストレスは比例関係。

イメージとは違ってここでもストレスめちゃ溜まります。


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専ら仕事関係。

本気度が上がるにつれて、ストレスは溜まります。
もともと適当にすれば、期待もしない分ストレスも溜まりません。
本気度とストレスは比例関係。
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図工の授業ですが、


・ルール、マナー必要すぎ!
友達に渡さず→投げる。人の作品を卑下する。手を膝に置いて待つ、肘をつかない。友達を叩かない。喧嘩しない仲良くする。いいことを褒める。大声を出さない。ベーしない。
解決策⇒見てわかるように視覚教材必要。(家で教材作り)


・道具の使い方を知らない。
解決策⇒いい使い方ダメな使い方を見せる。させる。
 クレヨン:折らない。下を持って描く。12色揃えてから蓋を閉める。書いた後はケースに戻す。
 ハサミ:歯を閉じて机に置く、渡すときに刃を向けない。投げない。
 カッター:歯の出し方、しまい方、渡し方。片付け方。
 絵の具:絵の具の蓋を閉める、パレット、水入れの置く場所
 ペン:蓋を閉めること。人に渡す時は手渡し、投げない。元あった場所に戻す。


・切って貼る授業したいな。ハサミが足りない。あと15本あればできるのに、3本しかない喧嘩する。できない。


・立体の工作難しい…作りたい(車、街、動物、バッグ)。のりだけじゃ、くっつかない。テープ、両面テープがあったらできるのに。


・テープはテープカッターがなくて、手動で切る。切って貼っておく準備を試したけど、一人でせめて2切れ。子ども10人分の準備、効率悪い。


・万人ウケの粘土。ナシ。土遊びしたいけど犬のフン、馬のフン、牛のフンそこらじゅう。
解決策⇒私の勇気が出たらそのうちするかも。


・子どもたち自分の名前が書けない。
解決策⇒なぞりとかからさせたいな。コピー機ずっと壊れてる。
子どもの写真撮って名前カード作りたい。必要そうな子どもの数46人。。。


・折ることが下手だから折り紙の練習させたいな。実態差ありずぎ。二つ折りの難しい児童と、教えれば鶴も折れる児童混在。中間点で妥協。


・廃材利用の工作。シールとか色のビニルテープがあったら飾りつけできるのに。無機質な完成品。


・物の名前知らない。絵カードと文字カードで学習したら覚えられるだろうに。もはや図工ではないけど。丁寧に教えたい。


・絵カードと文字カード作りたい。学校でプリントアウトできるパソコン1台。


・席をすぐに立ってしまう。椅子や机があったら、もっと集中できる時間伸びるのに。



・机があれば、丁寧に絵がかけるのに今はゴザの上。これじゃ、上達しないことは明らか。


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・・・・

などなど、きりがないくらい思うことはたくさん。

「のに」っていう言葉。期待するからこそ出る言葉。


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日本を知らなければ、うまく生活できるんだろうなぁ。
日本で先生をしていなければ、ここのやり方もすぐに飲み込めるんだろうなぁ。

と思うことが多々あります。


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どこまで、本気でするのか。
本気度が上がるにつれて、期待に応えられなかったこの環境とか状況へのストレスは比例して明らかに上昇!!!


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でも、手を抜きすぎたら2年後何が残るのか。


ちょうどいい塩梅、「いい加減」が「良い加減」。