走って 転んで 寝そべって… in ブータン

2018年1月からブータンに青年海外協力隊( 障害児・者支援)としていきます。子供たちが海外のことを興味持つきっかけになったらいいな。あとは、支えてくれた方へ感謝と報告。自分がここで感じたこと考えたことなど。

今日が最後の日

学校最後の日でした。


4年生から中学3年生までの子どもたちの修了。今日の午後、寄宿舎を出て自分の村へ帰っていきます。


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みんなへ一言




いつも、あっけなく終わる最後の日。(それでも、着物着ていきました!)


クラスの3位までの人には賞状と賞金を渡されて、

校長からは、「冬休みは家族の手伝いをよくすること。あなたの生活がより幸せになります。」とのこと。



大事なお知らせもあっけなく報告。

・来年から、中学3年終了後の高校1年、2年の部ができます。手工芸などを専門的に学びます。
・来年の2月のキングの誕生日の式典には聾学校も1つの学校として参加することになりました。

まだまだこれからどんどん大きく強くなっていくんだろうなぁ、この学校も、ろう者たちも、子供達も。

ちょうど過渡期の2年間。見させてもらった。


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着物着たよ!はなむけに。




最後に、卒業生から「私たちみんなからです。2年間ありがとう!」ってプレゼントもらいました。

急だったけど、私も一言言いたい!と言って。

「2年間、本当に幸せでした、ありがとう。教室に遊びに来てくれて一生懸命学んでくれて嬉しかった。聾学校の生徒はマナーがとても良くて本当に嬉しかった。来年もアートも勉強も続けてね。」

って最後に手話で伝えた。


きっと、生徒が一番全部を知ってる。表情とか態度とかに敏感に気付ける人たちだから。

私が悔しくて泣いてたことも、お金取られてキレてたことも、体調悪くて手抜き授業した時も。


やり残したことはないくらい、たくさん学んだ2年間。


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プレゼントもらっちゃった




彼女たちの言語で話せるようになってよかった。