走って 転んで 寝そべって… in ブータン

2018年1月からブータンに青年海外協力隊( 障害児・者支援)としていきます。子供たちが海外のことを興味持つきっかけになったらいいな。あとは、支えてくれた方へ感謝と報告。自分がここで感じたこと考えたことなど。

耳で聞く人と手話で話す人

日本よりも素敵だなぁってところも、もちろんあります。
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ろう者の文化とかコミュニティーとか、歴史とか背景とか、
手話のことについての授業が充実しているところ。

日本の場合は、通訳士の試験や言語学の大学の研究のようなことを聾学校で取り組んでいるし子供達にも共有している。


というにも、言語学を専門にしている大学がないし、
ほかの先進国がろう教育でいろんな方法やってみて

30年くらい色々してみて効果や結果が出たことをブータンでは一気に進めている。

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口話の時代もないし、聴者が手話作り出して教えるなんてこともしていない。
時間割の中に「手話」って授業があって、

手話という言語の要素 「手の形」「手の動き」「表情」「手の場所」などから作られていることや
世界各国で手話を言語として認められた国とか。。。

今では、選挙権はあるけどまだ銀行でお金を借りることはできない、手話通訳もテレビの字幕も。

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で、生徒からの質問は

「聞こえる人とろう者は結婚できますか?」って。

他のクラスでも同じ質問してた。
「うわー、重っ、、、。」って思ったけど、彼らにとっては素朴な疑問なんだねきっと。


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10代後半いろんなこと考えているんだなぁ。

また、給食一緒に食べて続きを聞いてみようっと。。。